◆違法なひとびと
漫画を違法アップロードしている、あの話題を見る度に、ざらざらした気持ちになる。
この件に関する賛否もそうだし(もちろん大反対だけど)、じゃあ一度も見たことないのかって話や、方向を変えて「図書館は? 実況動画は?」みたいに広げていくときりがないから、思ったことを、ひとつ。
検索すれば、いくらでも違法なものは出てくる。漫画やアニメや音楽。ゲームまで。
当たり前に、「消される前に見よう」と言える大人が多すぎてビックリする。
愕然としたのは、それを言ったのが、物を書いたり絵を描いたりを生業にしている人だった、ということ。
ものを作る楽しみや、苦労、それでお金をもらうことまで知っているはずなのに、他人のものを盗むのには抵抗がないんだなあ、と。
最近仕事が忙しいから、特に思う。
自分が頑張って作ったもの(仕事)を、タダ働きにされたら、ものすごくかなしい。
投資というのも変だけど、その業界の景気が良くなって、規模が大きくなっていってほしい。そうなれば面白いものをたくさんつくってくれるだろうし、結局自分たちのためにもなるのに。
ここしばらく疲れて頭が回っていなくて、変な文章になっていたらごめんなさい。なってそうだな。句読点の取り方が何かしっくりこない。
違法アップロード云々についてぼやいたけど、うちの会社が社員に強いる労働量の方が違法な気がするので、まずは自分の問題をどうにかしたいと思う……。
お金を使ってくれ、人件費に。
◆これを賞します
「栄光」というものが、大玉転がしに使えるくらいの光の玉だとしたら、たぶん私が持っているのは、おはじき程度のものだと思う。
というより、そんな大きな栄光を持っている人の方が、稀だと思う。まぶしいから目立つだけで、私みたいにおはじきをちゃらちゃらやってる人の方が、うんと多いんじゃないかな。
それはそれとして。「栄光」を形にしたもので(おはじきとかではなく)、一番分かりやすいものは、あれ。
賞状。
特に優秀な成績を収めました。これを賞します。
賞してくれるのはいいんだけど、別に一等賞を取ったわけでもなし。参加賞みたいなレベルでも賞状をくれてしまうから、実際はただの上質な紙っきれ。
でも不思議と、捨てられない。
そんなおはじきを讃えたものに、何の価値もないって分かってるのに、捨てられない。
だからだめなんだろうなあ。
身内に、スンゲェ結果を残すヤツがいるけど、彼は容赦なく賞状でもトロフィーでも捨てようとする。ただ、邪魔らしい。
そういうのを見ていると、自分の小物感に心底ガッカリする。
――という文章を書いたのは、半年くらい前なんだけど。
先日、とあるセミナーの受付を手伝った。もちろんセミナーの内容なんて知っちゃいないんだけど、何故か受付をしただけの私に、名入りの表彰状が渡された。
「鳥野りと様 ~に行われたセミナー云々を、修了したことを証する」
はじめて躊躇なく捨てたよ。ありがとう。
◆旅館にある、何かあのスペース
思えば今日はクリスマスイブだった。
元々祝い事をする家でもなかったし、どこの店でもケーキが充実して売られるのがいいなあ、というくらい。
いい年をして、紙の長靴に、お菓子がつまってるアレは欲しいけど。大体、ジバニャンとかピカチュウが描いてあるやつ。
◆旅館にある、何かあのスペース
旅館によくある、あれ。
窓際にある、何て呼んでいいか分からないスペース。小さなテーブルを挟んで、向かい合わせに大きな椅子が置いてある、あの冷え冷えしたところ。すみっこに、冷蔵庫(一本二百円くらいのオレンジジュースのビンなんかが入っていれば最高!)もあったりする。
あの場所のために、旅館に行くようなもんだ! ってくらい、あの場所が好き。
何て名前なんだろう。名前なんて分からなくても、感覚的にすごく好きだ。朝にいても、夜にいても好き。
私に決定権があるなら、ひとりしずか、みたいな名前を付けたい。ひらがながいい。そういう場所だと思う。
散々言ったけど、あのスペースは「広縁」って言うそうです。せまいのに。
◆はじめに
思ったことをつらつら書くために、ブログをはじめました。
色々教えてくれた友人・桐原には感謝を!
設定だの何だのよく分かっていませんが、書きためていたものも挟み込みながら、とにかくゆる~く書いていきたいです。
というか、行頭スペースは必要なのかな……要らないような気もするけど、落ち着かないんでとりあえず空けときます。
とにかく続ける!を目標に!