鳥のひとりごと

思ったことを色々。

◆「生まれる時代を間違えた」

 ふざけて言う人がいる。実際に生まれる時代を間違えたかどうかは別としても、その発想自体はかなり正しいんじゃないかと思う。

 

 世間に落ちこぼれと言われるような人でも、マンモスを狩るような時代だったら、大物をやっつけて英雄と呼ばれるくらいの活躍をしたかもしれない。

 自分は全くモテないと言う人でも、平安くらいの時代だったら、和歌の才能を発揮してものすごくモテたかもしれない。

 自分なんて何もできない、と思っているような人だって、思いもよらない部分で活躍できたかもしれない。素潜りが得意とか、木登りが得意とか。

 

 わたしたちはそんな「IF」で、世界をひっくり返す夢を見ている。

 異世界に行くだけで、物凄い才能の持ち主だと言われる流行りのライトノベルも、「自分に合った時代」に行けたからの物語だ。

 

 それをそのまま「才能」と呼ぶならば、わたしは誰にでもひとつ、何かしらの「才能」があるんじゃないかと思っている。

 じゃあ何でその「才能」を上手く使えないのかっていうと、この記事のタイトルに戻る。

 

「好きじゃないのに結果を出せてしまうこと」と、「好きなのに上手く結果を出せないこと」ばかりで、いやになる。

 そりゃあ、異世界にだって行きたくなるよね。